ここでは、箕野希望漫画「薔薇と殺し屋」のネタバレを、最終回、結末(第1話を含む)まで紹介していきます。あらすじ、無料、試し読みなどの情報も。
どしゃ降りの雨の中、泣きながら必死に走る一人の少女
でも、途中で足を滑らせ、思いっきり転んでしまいます。
周りにいる人たちは、一体何事かと彼女を見るけれど、積極的に助けようとする人はいません。
というのも、その少女、もう何日もお風呂に入っていないのか、体からイヤな臭いを放っていて・・・・・・
(;゚д゚)ゴクリ…
それでも、あまりに見かねてか、一人の大人が彼女に声を掛けるのですが、その時、少女の視界に、薔薇の鉢植えが入って来て・・・・・・
すると、突然、その鉢植えから薔薇一輪を引き抜くと、少女は再び必死に走り始めます。
でも、その薔薇、実は売り物だったらしく、少女はこれで万引き犯に(!?)
それでも今の彼女は、万引き犯になるよりも、それよりももっと大きな「モノ」から逃げるのに精一杯。
果たして、その少女に一体何が起こっているのか!?
(;゚д゚)ゴクリ…
前作「恋と弾丸」で超大人気の作家、箕野希望先生の注目の新作
◆薔薇と殺し屋
は、このように、一人の少女のとても緊迫したシーンから始まります。
果たして今、彼女に一体何が起こっているか!?
そして、彼女はなぜ一輪の薔薇を引き抜いたのか!?
そう、少女のその行為には、実はある重大な意味があるのです。
まだ詳しいことはわかりませんが、彼女、この作品の主人公の亜吏(アリ)という名前の少女は、彼女の両親の「ある行い」から、非情に大きな組織から命を狙われていて、両親はすでにその組織に殺されてしまっているようです。
冒頭の彼女のシーンは、どうやらその組織から必死に逃げている最中のことだったみたいですね。
では、結果的に彼女が盗むことになってしまった一輪の薔薇は・・・・・・
これは、都市伝説のようなある噂が関係しています。
それは、自分の身にすごく困ったことが起こった時、「幸せの鐘」という場所で、薔薇を持って立っていると、そこに救世主が現れる・・・というモノ。
亜吏は、その噂を思い出し、思わず薔薇を盗んでしまったわけです。
薔薇を盗んでしまったことを心の中で謝りながら、なんとか「幸せの鐘」までたどり着いた亜吏
ですが、そこでとうとう力尽きて倒れてしまいます。
「助けて・・・・・」
と、小さな声でつぶやきながら・・・・・・・
(;゚д゚)ゴクリ…
すると、そこに、中々にキザなセリフを吐きながら姿を現す一人の男
その男は、気を失って倒れている亜吏を抱き上げると、これまたキザなセリフを吐きながら、颯爽とその場から立ち去っていき・・・・・・
「強い雨のなか、息を切らし、転んでも走り続ける少女は、1本の赤いバラをぎゅっと握りしめ、救世主が現れるという”幸せの鐘”の前で力尽き、倒れてしまった・・・。
とある事情からその身を追われている女子高生・亜吏。
憔悴しきった彼女の前に現れた救世主は、なんと殺し屋だった!!?
最強で、エレガントで、女性が大好きな殺し屋・美神京とラヴァーズという美女たちとの、享楽な共同生活が幕を開ける!」
この後、殺し屋である美神京に、亜吏はあまりにも恐ろしい依頼をすることになります。
もちろん、亜吏の境遇からすると、恐ろしいとは言ってもそれはとても当然のこと。
でも、その依頼を受けるに当たって、美神京から返って来た予想外の言葉に、亜吏は一瞬言葉を詰まらせてしまい・・・・・
(;゚д゚)ゴクリ…
果たして、美神京は、亜吏の依頼を受けることになるのか!?
そして、亜吏は、美神京の予想外の言葉になんと答えるのか!?
この後に続く、これまたあまりに予想外の展開・・・・・・
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