「真綿の檻」の3話(最終回・結末)のネタバレ
第1話の雰囲気とはまったく違ったものになった第2話
これが本当に同じ話なの!?
っていうくらい衝撃のあった
・真綿の檻
ですけど、今回の第3話が完結編ということになります。
この第3話は、榛花の母親の過去、母親がこれまでどのうように家庭を切り盛りしてきたのか、という回想シーンから始まります。
ここは、今、実際に子育てをしている方には、決して他人事とは思えない、かなりのリアリティを感じる部分かもしれません。
夫の実家に入り、義両親、夫、子供二人の家族全員の面倒を見ながら、家事全般をこなし、そして、夫の実家が経営しているお店でも働く
そんな忙しすぎる毎日に、体を休める時間は本当にありません。
そこに、積極的に手伝ってくれはするものの、何かと失敗ばかりする娘が入って来て・・・・・・・
母親のイライラが募り、ついつい怒鳴ってしまうのも、無理のないことなのかもしれませんね。
そして、娘(榛花)が成長し、結婚すると、家庭内で自分とまったく同じことをして暮らしている娘を見出します。
そんな娘の姿を見て、あの時の自分がどんな思いをして毎日過ごしていたのか理解できたはず・・・・・・・・
そう確信した母親でしたが
娘(榛花)には勧めた離婚を拒絶され、そして、怪我をした自分の世話もにべもなく断られてしまい・・・・・・
そこで母親は気づきます。
娘は自分と似ているようで、実はまったく違った人生を歩んでいると。
そのようなことがあったことで、その後、母親と娘の榛花は、お互い素直な気持ちで話すことができるようになり
そこから話は結末へと進んで行くわけですが
実は、ここからがけっこう衝撃だったりします。(;^_^A
いや、衝撃というほど衝撃ではないのですが、でも
え?
ええっ??
えええええ!?
と、どうしても衝撃を受けてしまう展開が待っていて・・・・・・(;゚д゚)ゴクリ…
そして
う~ん、なるほどねえ・・・・・・・
と、思わずうなってしまう結末を迎えるわけです。
1話から3話を通して読んで
読んで本当によかったと思える「真綿の檻」という作品。
みなさんも、もし興味があるようなら、その時はここをチェックしてみてください。
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